屋外のウォータースポーツをイメージしたときに、みなさんはどういった季節や天候を思い浮かべますか。「外だし、水の中だし・・・、やっぱり夏でしょ！」と想像される方がきっと多いのではないでしょうか。
ラフティングボートに乗って急流を下る「ラフティング」は夏だけ楽しめるアクティビティだと思われている方も多いようですが、決してそんなことはありません。ラフティングは「冬」や「寒い時期」にだって楽しめるウォータースポーツなので、冬に楽しむからこそ味わえる魅力もたくさんあるからです。
そこで今回は、冬でも楽しめるラフティング体験ツアーの魅力や知っておきたいことについて以下でご紹介します。
目次
冬でも楽しめるラフティングツアーの魅力
ラフティングのベストシーズンは、雪解け水が川に流れ込み水位が増す5月や6月頃と言われています。この時期は上級者の方も日本全国のラフティングスポットに駆けつけますし、初心者の方でもスリル体験が楽しめるとラフティングツアーに参加されることがあります。さらに、川の水位が落ち着いてくると夏は、水位が徐々に落ち着いてくることから流れが緩やかな場所では小さなお子さまでもラフティングを楽しめると人気があります。
それでは、今回ご紹介している「冬の時期のラフティング」はいかがなものでしょう。
以下では冬のラフティングに関する魅力をいくつかまとめています。
◎冬は水位が落ち着いて静かな時間を過ごせる
冬の時期はほかの季節に比べて最も降水量が低いことから、川の水位が安定し、流れも緩やかなになります。そのため、激しい急流を求める方にとっては少し物足りなさがある時期ともいえますが、それでも静かな時間をゆっくりと過ごすことが好きだという方にはオススメの時期です。
◎冬のラフティングならではの雪化粧を眺められる
「寒くてとても無理なんじゃないか」とイメージしがちですが、ドライスーツを着て完全防備のもと挑む冬のラフティングは、寒さを忘れさせるぐらいに幻想的で美しい「雪化粧」を眺められると人気があります。
普段よりもより静けさが増した冬の川は、静かで美しい大自然に包まれているかのような感覚を味わうことができます。ほかの季節に比べて空気がとても澄んでいることから、呼吸したときに胸いっぱいにひんやりとしたスッキリ快感を味わうことができます。
ベストシーズンに限らず、春夏秋冬すべての時期で楽しめるラフティングツアーは、冬だからこその景色をラフティングボートの上から堪能できるといった貴重な時間を過ごすことができます。
◎ドライスーツ着用で冬の時期でもラフティングを満喫
夏が終わり秋、そして冬の時期に入ると屋外にでるのが億劫になりがちですが、冬のラフティングの魅力を一度でも体験してみると、寒い時期だからこその良さや魅力に気づくはずです。
冬といった寒い時期にもラフティングを楽しむことができます。気温も水温もとても低い中でラフティング体験をするとなると、やっぱり「寒さ」がとても気になるのですが、ドライスーツをきっちり着こみますし、その中にも何枚も服を重ね着しておけば徐々にその寒さも忘れてしまうほどラフティングに集中できるはずです。
もちろんドライスーツからは手首や足首、それに首から上の部分が出てしまいますが、きちんとグローブやブーツを着用して挑むとより安心です。顔はどうしても寒さを感じますが、ひんやりとした冷気や自然の香りを身体いっぱいに浴びるためには冬のラフティングだからこその魅力です。
まとめ
冬の寒い時期にラフティングツアーを開催しているツアー会社もたくさんあります。ラフティングをしながら雪景色を楽しめるスポットはとても人気がありますし、緩やかな川の流れのなかでラフティングを初体験したいという方にもおすすめのシーズンです。
今回ご紹介したように、四季折々で魅力を感じられるラフティングは、一年中楽しめる趣味を持ちたいという方にもおすすめのアウトドアスポーツです。冬の寒い時期でももちろん楽しめるスポーツなので、まだ体験したことがない方はぜひラフティング体験ツアーへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。