旅行先や観光中に欠かせないものといえば「カメラ」や「携帯電話」ですよね。
写真好きでとにかく鮮明でキレイな写真を撮りたいという方は一眼レフを持っていたりもしますが、最近ではデジタルカメラさらながらの画素数でキレイに写真を撮れる携帯電話が増えています。
そんな時に気になるのが、「ラフティングのようすを自分のカメラや携帯で撮れるのか」ということです。
そこで今回は、ラフティング中のカメラ撮影について知っておきたいことやポイント、注意点などについてご紹介します。
ラフティング中の写真撮影について
まず、ラフティング中に写真を撮れるかということですが、「パドルを握っているときにはNG」だといえます。ラフティングはクルー一人一人がパドルを持って漕ぐスタイルのアウトドアスポーツなので、一人抜けるだけでもうまくボートを進めることが困難になるからです。
それに何より急流や激流など下るときには身体に大きな揺れを感じることから、カメラを持ったままボートに乗るのは非常に危険です。それに、大きな衝撃が原因でカメラを落としてしまう危険性もあります。
尚、ラフティング会社によっては、カメラや携帯電話は持ち込み不可としている会社もあれば、持ち込みはOKとしているけど自己責任としているケースもあります。
ラフティングボートの上からの撮影は難しい
大迫力のスリルをそのまま写真に収めようとするのは、かなり難しいでしょう。急流や激流ではラフティングボートが大きく揺れるので、せっかく撮影した写真もそのほとんどが手元でぶれてしまったことが原因で鮮明に写すことが難しいからです。
ラフティングボートからの撮影に適しているのは急流や激流が少ないコースで、小さなお子さまでも楽しめるようなコースです。こういったコースは、あらかじめ勢いの多い場所は通らないと決まっていますし、どちらかというとラフティングボートに乗ってそこから眺められる景色を楽しむというものです。
こういったラフティングツアーであっても、やはり所持品に関しては自己責任となりますが、それでも緩やかに進むラフティングボートの上からはキレイな写真や動画を撮影することができるでしょう。
写真撮影付きのラフティングツアーに参加する
ラフティング体験中のようすを絶対に写真に撮りたいというときには、「写真撮影付きのラフティングツアーに参加する」ことをおすすめします。
こういったプランでは、ラフティングボートにあらかじめ専用のカメラが装備されていて、体験のようすを写真に収めることができます。このようなカメラで撮影された写真は、ツアー完了後にCD-ROMで受け取ることができたり、ダウンロードをしてから現像したりと思い出を手元に残すことができます。
動画も撮れるアクティブカメラ
ウォータースポーツのほか、アウトドアアクティビティなどでもよく使われるのが「アクティブカメラ」です。ラフティング体験のようすをそのままに、クルー目線の動画を撮影することができるため、リアルな状況をカメラに収めることができます。
ツアー会社でこのようなサービスを付けていることもあるようですが、中にはお客さま個人でヘルメットにカメラを付けて準備するということもあります。ラフティング中にこういった撮影方法が可能かどうかは、事前にツアー会社に確認しておくと安心です。
まとめ
ラフティング体験中は、間違いなくパドルを握っている時間が多いことから、カメラや携帯電話で写真を撮ること自体が難しいでしょう。それに、万が一大きな衝撃により川にカメラを沈没させてしまったら、ラフティングの楽しさが半減してしまいます。
そのため、どうしてもラフティング体験のようすを写真や動画で収めたいというときには、今回ご紹介したような方法など参考に、写真撮影に対応しているラフティングツアーを探すというのもおすすめです。