《はじめての方必見！》ラフティング初心者の方が気になりそうな「ラフティングに関するQ＆A」

アウトドアスポーツの定番になりつつある「ラフティング」ですが、名前は聞いたことはあるけど詳しい内容はよく分からない、または初めて聞いて何のことだかさっぱり分からないという方もいるでしょう。

そこで今回は、ラフティングは知っているけどやったことはないという方や、ラフティングのことを全く知らないという方が気になっていそうな「ラフティングに関するQ＆A」をいくつかご紹介します。

 

Ｑ．そもそも「ラフティング」ってなに？どんなスポーツ？

Ａ．ラフティングとは、6～8名乗りのラフティングボートに乗って川の急流や激流を下るアウトドアスポーツです。

ラフティングボートに乗り込んだクルー（ツアー参加者）は一人一人がパドルを持ち、全員で力を合わせてボートを進めさせます。簡単な動作が多いので初心者の方でも体験できますし、クルーといっしょに専門のリバーガイドが同乗するので心配はいりません。

その発祥地は、アメリカ合衆国・コロラドと言われていますが、もともとはアメリカ軍の兵隊が川を下るためにいかだに乗って訓練したことが始まりといわれています。

 

Ｑ．一度も体験したことがないのにラフティング体験に参加できる？

Ａ．はい、できます。

ラフティングツアーに参加する方のほとんどが、「ラフティング未経験者」ということもあります。ラフティングがはじめての方でもスリル満点の体験ができるように、リバーガイドから事前にパドルの漕ぎ方や掛け声の練習、それに万が一のときに備えた対処法などの指導があるので安心です。

初心者であってもパドルを持っていっしょにラフティングボートを操縦するので、ほかのクルーと息を合わせた漕ぎ方が大事になります。ラフティングで巡るコースの種類は色々あるので、スタート地点は流れが緩く、少しずつ慣れてきたところでスリル満点の急流を楽しめるようなコースが初心者向けのコースだといわれています。

 

Ｑ．ラフティングの安全面はどう？

Ａ．残念ながら、全くリスクがないとは言い切れません。

ラフティングは自然の力を利用して楽しむアクティビティスポーツであるため、全くリスクがないとは言い切れません。

安全面を重視したラフティング体験ができるように最善を尽くしているツアー会社が多いのですが、残念ながら安全性を保障することはできません。参加者といっしょにラフティングボートに乗り込むリバーガイド（ラフティングガイド）はしっかりトレーニングを受けていますし、ラフティング体験前にはしっかりとパドルの漕ぎ方や合図の種類、そして万が一のときに備えたレスキュー法などのレクチャーがあります。

そのため、より安全にラフティング体験を楽しむためには、参加者自身もこういったレクチャーを真剣に受けて安全対策を講じることが大切です。

 

Ｑ．泳げない人や子どもでも参加できる？

Ａ．泳げない方でも参加いただけますし、コースやプランによっては小さなお子さまも参加いただけるラフティング体験ツアーがあります。

泳げる人も泳げない人も全員が必ずライフジャケットやヘルメットを着用するので、泳げない方も泳ぎが苦手な方でもラフティング体験に参加いただけます。万が一、ラフティングボートから水に落ちてしまった場合でも、ライフジャケットがあれば身体を浮かすことができますし、万が一の際に備えて事前に対処法を教えてもらうことができます。

もし泳げないと不安だという方は、事前にツアー会社やリバーガイドにそのことをお伝えていただいたほうがより安心です。

また、緩やかな川や水の量が落ちついている時期には、小さなお子さまでもラフティング体験ツアーにご参加いただけます。急流や激流を楽しむラフティングですが、中にはそういった楽しみではなく川から眺める風景を眺めながらラフティングを楽しむというプランもあります。こういったプランであればお子さまもいっしょに、家族全員でラフティングツアーにご参加いただけます。

 

Ｑ．天候不良や雨のときにはツアーは中止？

Ａ．急な洪水や豪雨によってはツアーが中止になることがあります。

ラフティングは急流や激流を下ってスリル感を楽しむスポーツなので、天候不良によっては止むを得ずラフティングツアーが中止になることがあります。天候不良によりツアーが中止になったときには、通常であれば別の日に予約を変更するのが一般的です。

一方で、天候の悪さに関係なく、お客さま原因でキャンセルになった場合にはキャンセル料が発生する場合もあるので、規約については各ツアー会社に事前にご確認ください。

 

Ｑ．どういった服装で行けばいい？寒くない？

Ａ．季節によって服装は異なりますが、寒いときにはドライスーツを着ます。

夏の時期は、水着の上にTシャツや短パンを着用し、濡れても良い靴を履きます。この上には安全用のライフジャケットやヘルメットを着用しますが、寒いときにはドライスーツを着ます。寒さを感じるかどうかは人によっても異なりますが、顔が外に出ているので寒さに弱い方は暖かい時期を選んだほうがいいでしょう。

 

Ｑ．コンタクトを付けていますが大丈夫？

Ａ．目に水が入ることもあるので、ゴーグルを付けたほうが安心です。

コンタクトを付けている方は、ゴーグルを付けたほうがより安心です。また、眼鏡を付けている人は、衝撃で眼鏡が落ちてしまわないように眼鏡バンドを持参すると良いでしょう。

 

Ｑ．髪型やメイクはどうしたらいい？

Ａ．ラフティング中に邪魔にならないように髪を結えておけば大丈夫です。

女性の方は髪形やメイクをどうしたら良いかと気になりそうですが、ラフティング体験をするときには髪が邪魔にならないように、怪我を防止するためにきちんと結わえておくと安心です。また、ラフティング中に水に濡れてメイクが落ちてしまうことがあるので、ウォータープルーフの化粧品を使うのがおすすめです。ラフティング後にシャワールームやパウダールームがあるので、そこで化粧直しをすることができます。

また、ちょっと聞きづらい疑問として女性特有の生理に関する不安があります。万が一ラフティング体験当日に生理になってしまっても、体調が優れていれば生理用品を付けてラフティングを楽しむことができます。ツアー会社によっては、こういった事態に備えて生理用品を常備していることがあります。

 

Ｑ．保険に加入する必要は？

Ａ．安全が保障できないスポーツなので、保険に加入するツアーに参加するとより安心です。

ラフティングは急流や激流を下るスポーツなので、リスクが全くないとはいえません。そのため、ツアー会社によっては全参加者に保険加入を義務付けていることもあります。こういった保険を自分自身で準備する必要はないですが、保険に加入するツアー会社であるかどうか事前に確認しておくと安心です。

 

Ｑ．ラフティングスポットの近くに食事する場所はある？

Ａ．周辺に飲食店が多い場合もありますが、近くにそういった施設がないときはツアーに食事が含まれていることがあります。

ラフティング体験をする人の中には旅行がてら遠出をするという方もいるので、ご当地の名物料理を食べたいと思う方も多いようです。そういったときには、ラフティングスポット周辺に食事処があるかを事前に確認しておくと安心です。

また、周辺に飲食店がないときでも、ラフティングツアーにもともと食事が含まれていることがあるのでおすすめです。ラフティング体験と同時にオプション追加する場合に多いのがBBQセットで、よりアウトドアを満喫するためにもおすすめのプランです。

 

Ｑ．ラフティング体験に準備しておくものは？

Ａ．ラフティング体験で使う道具はツアー会社で準備しているので、その他に必要になるものだけを各自で持参します。

ラフティング体験で確実に必要になるラフティングボートやパドル、それにセーフジャケットやヘルメットなどはツアー会社が準備します。そのため、各自で準備するものは水着やゴーグル、眼鏡バンド、濡れてもいい靴、タオル、それに着替えです。中には、タオルも貸出しているツアー会社もありますが、足りないこともあるので持参したほうが安心です。また、寒い時期にはドライスーツなどもレンタルできるので、現地で借りられるものや持参するものをよく確認しておきましょう。

 

Ｑ．ラフティングは日帰りでも楽しめる？

Ａ．半日コースや一日コースがあるので、日帰りで楽しむことができます。

ラフティング体験ツアーの定番コースは「半日コース」や「一日コース」です。東京都内から日帰りでラフティング体験ができるツアーもたくさんありますので、午前中に現地に到着して1時間半から、長いと3時間ほどのラフティング体験をします。

 

Ｑ．ラフティングコースの料金相場っていくらくらい？

Ａ．選ぶコースやプラン内容にもよりますが、ラフティングコースの料金相場は大人一人あたり一万円前後といわれています。

料金相場としては一万円前後といわれますが、食事なしの半日コースであればさらに安く利用できますし、平日プランであれば1割から2割ほど安くラフティングツアーに参加できます。また、これらの基本プランに食事や宿泊を追加すると一万五千円から二万円ほどの料金相場になることがあります。それでも、ツアー会社やラフティングスポットによって料金相場はマチマチなので、気になるツアーがあれば直接問合せしてみてください。

 

 

---

まとめ

今回は、はじめてラフティングに挑戦する方や、ラフティングを全く知らないという人向けに「ラフティングに関するQ＆A」を一気にご紹介しました。このほかにも、ラフティング初心者の方は色々と気になることや不安なことがあるかと思いますので、何かほかに疑問があればツアーに申し込む前に各ツアー会社によく確認しておきましょう。