急流を下って大自然を堪能!ラフティングの魅力とおすすめスポット
アウトドアスポーツの定番とも言われるほどの人気アクティビティといえば、「ラフティング」です。
グループでラフティングボートに乗って、一人一人がパドルを漕ぎ急流や激流を下るというスリル満点のラフティングは初心者の方でも体験いただけます。
そこで今回は、ラフティングについてあまりよく知らないという方に向けて、「ラフティングの魅力」や、「日本国内のラフティングおすすめスポット5選」について一挙ご紹介します。
目次
アメリカ生まれのラフティングの魅力とは?
アメリカのコロラド発祥とされるラフティングは、日本全国で体験できることや初心者でも乗ることができることから人気があるアウトドアスポーツです。
季節や川によって違った楽しみ方があるラフティングですが、その魅力について以下でより詳しくみていきましょう。
ラフティング魅力(1)自然を肌で感じられる
ラフティングの最大の魅力といえば、やはり「自然を肌で感じられる」ということです。
日頃からストレスが多く感じているという方のなかには、週末にかけて大自然の癒しを求めてアウトドアを満喫するといったことが多いようです。そして、そういった過ごし方のなかでも、より自然のダイナミックさを感じられるのがラフティングの魅力なのです。
ラフティングボートに乗って急流を勢いよく下ると川の水しぶきを身体いっぱいに浴びますし、激流を下ったあとはストレスから解放されるようなリフレッシュ感を味わうことができます。
そして、ラフティング中はどこを見渡しても雄大な大自然が広がっているので、普段の生活とはかけ離れた貴重な時間を過ごすことができます。
ラフティング魅力(2)スリルを楽しめる
川のグレードにもよりますが、上流にいくほど急流の数や切り立つ岩の数が増えていき、よりラフティングの「スリルを楽しめる」といわれています。
ラフティングボートに乗るとより水面との距離が近くなりますし、激流が多いほどホワイトウォーター(水が泡だち白くみえる状態)も増え、凄まじい轟音を近距離から味わうことができます。
ラフティングスポットや川の種類、天候、季節によって毎回変わったスリルを味わえるラフティングに魅せられる人が多いようです。
ラフティング魅力(3)チームワークを高められる
ラフティングは6~8人乗りのゴムボートに乗って楽しむアウトドアスポーツなので、団体グループでの利用にもおすすめです。
クルー全員がそれぞれパドルを持って漕ぎ進めて、力を合わせて急流を下ることからも自然と「チームワークを高められる」といった魅力があります。小学生のお子さまでも参加できるラフティングツアーがありますが、こういったツアーに参加することで協調性を高めたり責任感を感じたり、ラフティング体験からさまざまなことを学べると人気があります。
ラフティング魅力(4)家族みんなで楽しめる
いつもとは違った週末の過ごし方や、家族の思い出づくりをしたいというときには「家族みんなで楽しめる」ラフティングツアーへの参加がおすすめです。
急流がなく流れが穏やかな川であれば、小さなお子さまでも参加できるラフティングツアーがあります。大自然に囲まれながら川下りを楽しみ、同時に四季折々の景色を一望できます。
また、年齢制限内であれば、大人と同じように子どものクルーも急流を下ることができます。家族みんなで難しいスポットを力合わせて川を下ることができれば、より絆も深まりまし、一味違った週末を過ごすことができるでしょう。
ラフティング魅力(5)楽しみ方がたくさんある
ラフティングツアーに何度も参加するリピーターの方も多いのですが、それはラフティングというアウトドアスポーツに「楽しみ方がたくさんある」ということが大きく関係しているようです。
ラフティングの基本といえば、パドルを漕いで急流を下るという方法ですが、そのほかにも、ラフティングサーフィンや滑り台、岩場からのダイブ、それにボートを降りてライフジャケットの浮力を使って川に浮かぶなど、さまざまな遊び方があります。
このように、ラフティングに乗ることで自然を使った色々な遊びを体験できるのも大きな魅力といえます。
ラフティング魅力(6)ラフティングの種類はいろいろ
ラフティングと一口にいっても、通常の6~8人乗りのラフティングボートのほか、2~3人乗りのミニラフティング、タイヤチューブを使って一人で乗れるチュービングなど、いろいろな種類があります。
人数が多いほどチームで息を合わせて協力し合うのが難しくなるため、一致団結して急流をうまく下れたときには大きな達成感があります。人数が少なくなれば川の流れや水面がより近く感じられますし、急流を下るときには高いテクニックが必要です。一人で乗るチュービングは自分一人の力で流れに乗ったり進行方向を決めたりと、自由度が高まるといったことに楽しみがあります。
このように、どのような種類を選ぶかによってラフティングの楽しみ方も広がります。
日本国内のラフティングおすすめスポット5選
ここまでは、アウトドアスポーツの定番とも言われる「ラフティングの魅力」についてご紹介してきました。そこで次に、日本国内の「ラフティングスポットのおすすめ5選」をご紹介します。
水上・利根川(群馬県)
日本国内をはじめ、世界的に注目されるラフティングスポットといえば群馬県の「水上(利根川)」です。
世界レベルの激流は、雪解け水が流れの激しさを増す5月、6月はラフティング上級者にとっては最高のシーズンと言われています。その一方で、夏に入ると水の量が落ち着いてくれるので、ファミリーで楽しめるラフティングツアーも開催されます。
ラフティングのメッカとも呼ばれる水上(みなかみ)では、都心から日帰り圏内に位置していることから気軽に利用でき、ラフティングのあとには温泉でゆっくり身体を温めるといった楽しみ方もあります。
長良川(岐阜県)
日本三大清流の一つである岐阜県「長良川」は、全国トップクラスの透明度が高く、美しい水が魅力的なラフティングスポットです。
激流スポットもゆったりと楽しめるスポットもあり、ラフティング世界大会が開催されたこともあります。ラフティングのほか、カヤックやカヌーなどのアクティビティを楽しむことができるなど、ウォータースポーツを楽しむための環境が整っています。
長瀞(埼玉県)
関東の定番ラフティングスポットの一つが、埼玉県の「長瀞(ながとろ)」です。
長瀞は一年中水の量が安定していることから、ライン下りや川遊びなどの楽しみ方も人気です。また、長瀞の最大の魅力といえば、天然記念物でもある「岩畳(いわだたみ)」の絶景を眺められるということ、そして都内から日帰りで行きやすいという立地の良さです。
奥多摩(東京都)
東京都内でラフティングを楽しもうというときの定番といえるのが、「奥多摩」です。
新宿から電車で約90分のところに位置する多摩川の源流であり、御岳渓谷が美しいと人気があります。迫力満点で複雑な形をした岩場が多いことも特徴で、とくに夏や秋の紅葉シーズが人気です。ラフティングのほかにも、さまざまなアウトドアアクティビティが楽しめるということから、週末に家族や仲間たちと日帰りで訪れる人が多いレジャースポットでもあります。
吉野川(徳島県)
東のラフティングのメッカといえば水上(利根川)ですが、西のラフティングのメッカといえば徳島県の「吉野川」です。
水量がたっぷりで迫力満点の大波を体験できると人気があり、有名な激流スポットの難易度は世界レベルといわれるほどです。また、エメラルドグリーンに染まった水面、それに渓谷美を堪能できると評判ラフティングスポットです。
まとめ
自然と一体化してその美しさを四季折々楽しめるラフティングは、一度体験したら病みつきになること間違いなしです。
今回ご紹介したポイント以外にも、ラフティングの魅力はまだまだたくさんあります。
日本全国にはグレードもさまざまなラフティングスポットが点在しているため、ラフティングの面白さをより多く体験するには最高の環境といえます。さらに世界では、日本と同じくラフティングを楽しめるスポットが無数に存在するので、海外旅行先でこういったアウトドアアクティビティに参加するのもおすすめです。